金属探知機の選び方|ハンディ型とゲート型を比較!現場での活用ポイントとは?

金属探知機の導入を検討する際、「ハンディ型がいいのか、ゲート型がいいのか」とご相談をいただくことがあります。
どちらにもメリット・特長があり、使用する現場や目的によって適した機種は異なります。
今回は、それぞれの違いと選定ポイントについて、現場導入経験をもとにご紹介いたします。
■ ハンディ型とゲート型の基本的な違い
比較項目 | ハンディ型金属探知機 | ゲート型金属探知機 |
---|---|---|
検査方法 | 手に持って対象に近づける | 通路状に設置し、人が通過することで検査 |
スキャン範囲 | 局所的(ピンポイント) | 全身(全体スキャン) |
一人あたりの最短検知時間 | 約30秒 | 約5秒 |
携行性 | 非常に高い | 設置が必要(据付型) |
作業者の負担 | 高い(1人ずつ操作) | 少ない(流れ作業に適す) |
適した対象人数 | 少人数の来場者向け | 多人数、または継続的な施設出入口向け |
■ ハンディ型の特長と活用シーン
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メリット:
- 小型で軽量、どこでも使用可能
- 電源不要(乾電池式が主流)
- 現場に合わせて柔軟に動ける
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活用例:
- 小規模な会議での来場者チェック
- 短時間の検査が求められるスポット警備
- ゲート型の補助的使用(再検査)
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注意点:
- 検査精度は作業者の経験に左右される
- 高速な通過対応は不向き
■ ゲート型の特長と活用シーン
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メリット:
- 一定以上の精度と検出能力
- 一人ひとりが順に通過するため検査スピードが安定
- 設置型で、電源があれば長時間運用が可能
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活用例:
- 展示会、式典やイベントの出入口
- 工場や倉庫での持ち出し防止
- 公共施設やスタジアムなど常設箇所
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注意点:
- 設置スペースと電源が必要
- 搬入・搬出に準備時間を要する
■ 両方を併用するケースも
イベントや式典などでは、
「ゲート型でスクリーニング → ハンディ型で詳細再チェック」という使い方も一般的です。
現場の規模や来場者の流れに応じて、使い分けや併用もご検討ください。
■ ガーディテクターでは両機種ともレンタル可能です
ガーディテクターでは、ゲート型・ハンディ型ともに、設置から撤収までを含むレンタルサービスを全国対応でご提供しています。
「どちらを使うべきか分からない」という場合でも、お気軽にご相談ください。
用途・規模・設置環境に応じて、最適なプランをご提案いたします。
👉 ご相談はこちらから:https://guardetector.com/contact.html
2025年06月02日 11:30